楽器の詳細が掲載されているバンドスコア
「DON'T STOP THE NOISE! 〜The Best Singles 1997-2007〜」発売中
http://www.doremi.co.jp/Doremi/ASC03.do

PHOTO by YUKA KOMAI

YOSHIFUMI YOSHIDA

Drum Set:Type 3

このシルバーのドラムセットは、バンドを結成した時に買ったんですけど、ふたりとも話をして「ドラムセットってどんなのがいいの?」「ロックっぽいスパークルのやつとかいいんじゃない?」「シルバーとかどう?」「いいんじゃない!?」って、全部見た目なんですけど(笑)。でも、見た目で買ったんですけどモノが良かったので、結果的にいい買い物をしたと思ってます。
68年製なんですけど、いまだにレコーディングでは間違いないっていうか、すごくいい音がするので。キックは20インチなのでちょっと小ぶりですけど。「Raspberry」のレコーディングの時にはまだ買ってなかったんですけど、セカンド・シングルのレコーディングの時にはあったと思います。PVでもこれが映ってますからね。「ロケットに乗って」のPVでもこれが映ってます。初期のレコーディングよりも、最近のレコーディングで使った時の方が、明らかに音が良くなってますね。チューニングの加減だったり、自分の腕も多少上がってるでしょうし。自分でも昔のプレイを見たりすると「あぁ、分かる、分かる」っていう部分もありますけど、「今の自分だったらこう叩くな」って思ったりしますし。
このドラムセットは、さっきの透明なセット(Type 2)とは違った意味で、いい楽器なんですよ。ホントにいい音がするんです。レコーディングではこのセットの使用頻度が高いです。
さっき、キックが小ぶりだと言いましたけど、それが四つ打ちを叩く時にすごくいいんです。「キレイなバスドラの音」っていう観念があるとしたら、これは決して“キレイ”ではないんですけど、ものすごい個性があって、「え、これで、いいの!?」って最初は思うんですけど、“キレイな音”のバスドラに差し替えてみると、「なんか音がつまんないね」ってなるんです。ギターとかベースもそうだと思うんですけど、単体でキレイな音を出してても、いざ曲にしてみようかとか、アンサンブルに合わせていこうっていう時に「曲がつまんなくなったね」って時に、これの出番なんです。キレイな音ではないかもしれないけど、これでしか出せない音が出るので、他のもので代用できないところが大きな特徴なんだと思います。
チョコチョコと他の人のレコーディングやセッションに行く機会があるんですけど、最初は今のメイン・セットを持っていくんですよ。大体、それで出来ちゃうんですけど、「実はこんなのもあるよ」っていう隠し球としてこれを出す時もあります(笑)。曲によって、絶対こっちの方がいいっていう場合は最初からこれを持っていくんですけどね。レコーディングにおいて、自分の中で一番信頼できる機材はこれです。ローディーの人も「いい音しますね」って納得できる水準を持ってるんですよ。楽器としての音の水準が高いんですけど、ライブだとこのセットの良さを出せないので、ライブでは別のセット(Type 1)をメインにしています。

Snare Drum LUDWIG 400 14"×5"
Bass Drum LUDWIG Silver Sparkle 20"×14"
TOM TOM LUDWIG Silver Sparkle 12"×8"
Floor Tom LUDWIG Silver Sparkle 14"×14"
Hi-Hat(Top) Zildjian/A.Zildjian New Beat Hi-Hat 14"
Hi-Hat(Bottom)Zildjian/K Custom Dark Hi-Hat 14"
Crash Zildjian/A Custom Projection Crash 18"
Ride Zildjian/A Custom Ping Ride 20"
Crash Zildjian/A Custom Projection Crash 17"
China Zildjian/A Custom China 18"