楽器の詳細が掲載されているバンドスコア
「DON'T STOP THE NOISE! 〜The Best Singles 1997-2007〜」発売中
http://www.doremi.co.jp/Doremi/ASC03.do

PHOTO by YUKA KOMAI

SHO WADA

Zinky/NS-1&NS-2(2006年製)

2006年のスプリング・ツアー中に購入した小さなアンプ。以降現在までステージでのメインアンプとして使ってる。アメリカ製。50ワットでスピーカーは12インチ一発。Nancyっていう渋谷(と名古屋)にあるギター屋さんが、ブルース・ジンキーさんっていう人に頼んで作ってもらってるオリジナル特注アンプなの。正に俺が捜してた理想的な音が出る。歌いながらギターを弾く俺にとって、耳に痛くないこのサウンドは、求めてた音に限りなく近いんだ。しかも高級アンプに比べて、遥かに安いのがいい!! ただお店で売られているのは25ワット。俺も最初は25ワットのやつを買って使ってたんだけど、さすがに大きな会場では音量が足りなく思い、ある時お店の人に「大きな会場用にもっとワット数の高いZinkyがあれば完璧なんですけどねぇ……」って言ったら、試作品で50ワット仕様が1台だけ入荷すると!それを売ってもらえる事に。
これはNS-1というツマミの少ない1チャンネル仕様のシンプルなバージョン。その後更に1台だけ作ったという50ワットのNS-2(2チャンネル仕様の、より歪むバージョン)が入荷し、それも購入。この世の50ワット仕様のZinkyを全部(2台だけど)俺が買い占めたわけだ(笑)。
余談だけど、正確に言うと俺とキース・リチャーズとロン・ウッドが買い占めたの!! 実は50ワットはもう2台作られていて、ローリング・ストーンズ来日中、バックステージにそのアンプを持って行った店長から、キースのローディーとロニーのローディーが買って行ったそうな。DVDでチラッと見えたけど、キースとロニーはバックステージでマジでそのアンプを使ってた!!
話が反れたけど、初期からライブで100ワットのマーシャルを使って来た俺はある時気付いた。そういうデカいアンプは、PAがまだそんなに発達していなく、大音量が出せなかった時代に「少しでも大きな音を」という理由で作られたわけ。だから今みたいにPAででっかい音が出せるご時世、ステージ上でデカいアンプは必然性がないんだよ!とりわけ小さなライブハウスでは、大出力アンプじゃ音がデカ過ぎる。自分の歌が聞こえね〜!って事になる。見た目の好みはあるにせよ、ことステージにおいて今や俺は断然小型アンプ派になった。
ビンテージのコンボアンプを買おうと思った事もあるんだけど、値段は張るし低音が割れちゃうアンプが多いんだ。でもこれは低音が割れにくいし、しかもビジュアルがいいでしょ? 生地が紺色のベルベットだよ! ステージでは左にNS-2、右にNS-1を並べて置いてる。左が歪みの設定にしてある。だからライブ中は8割型、左のアンプ直の音だね。右のアンプはクリーンな設定にしてある。足下のスイッチで曲によって、もしくは曲中で切り替えてる。